岩月大器の日々の気づき

ふと思ったことについて自分の考えを書き綴ってます!

【No.6 “留学すれば英語が話せるようになる”は本当か?】

 

こんにちは!

 

留学のとびらの岩月大器です!

 

今回のテーマは、「留学と語学力の向上の関係性」に焦点を当てていきたいと思います!

 

まず、結論から言うと、「英語(またはその他の外国語)が話せるようになるには、留学は最も望ましい選択肢の一つである」ということです!当たり前のことですね!笑

 

ただここで勘違いしてはいけないのは、「留学すれば英語が話せるようになる」は必ずしも真ではないということですね!

 

なんだか数Ⅰ・Aの必要十分条件みたいでややこしいですね!

僕は、ある程度は対策したのですが、センター試験本番では必要十分条件の問題は落とした記憶があります!笑

 

まあそれは置いといて、要は僕が言いたいのは、「留学して海外に身を置くだけでは1年経っても英語が(上手に)話せるようにはならないですよ!」ということです!

 

これは僕が留学していたときに出会った、他の交換留学生の子たちが抱えていた課題であり、僕自身も時間をかけて何とか克服した課題であります。

 

結局は、どうすれば英語が話せるようになるのかという事を考えたときに必要なことは、ズバリ、「英語を話すことを目的とした、それ専用のトレーニングをする」ということです!

 

これだけ聞くと、「そんなん英語が話せるようになるために、話すトレーニングをするのは当たり前やん!」と思う人がいるかもしれません。

 

でも逆にそう思った人に聞きたいのが、「だったらそのためにどんなトレーニングするんですか?」ということと、「そのトレーニング実際にやってるんですか?」ということですね!

 

これは、結構面白いのが、みんな「英語が話せるようになりたい」と思っているのに、“英語が話せるためのトレーニング”をしている人がほとんどいないことです!(少なくとも僕の周りには!!)

 

みんな勘違いしているのが、「留学して、1年くらい海外にいれば、英語とかペラペラでしょ!」と思っているパターンですね。

 

これはほんとに間違った考え方で、それは“海外日本人駐在員の奥さん”がアメリカに20年くらい住んでいるのに、“英語が話せるようにならない”という事実で証明できるかと思います。(もちろん全員じゃないですけど!)

 

彼女たちは、基本的に他の日本人奥さんたちと交流しているパターンが多いし、そもそも「英語が話せるようにならなきゃ」という意識が低いのかも知れません。仕事で必要性があるのは、駐在員の旦那さんの方で、その奥さんは、仕事をしていないパターンが多いので、差し迫って英語が話せる必要ないですからね。(もちろん買い物できるくらいの英語コミュニケーションはできる前提)

 

そうです、「海外にいるだけでは言葉はしゃべれるようにならない」のです!

 

何も意識せずにただ生活しているだけで語学ができるようになるパターンは、“幼少期から海外で生活している帰国子女パターン”くらいじゃないでしょうか?

 

僕の韓国人のアメリカ生活7年くらいの友人は、「英語が話せるようになるために意識的に勉強したことはない」なんて言っていましたが、それは彼が、幼稚園のころからアメリカにいるからです。

 

子供は自然と言語を吸収して習得することができます(もちろん現地の学校に行くことは前提)。脳科学的にそういう風になっているからです。こどもはある一定の年齢になると、急激に外国語の吸収率が悪くなります。(たしか境界線は3〜5歳くらいだったはず。)

 

まあ「その年から外国語を勉強するべきなのか」という議論は今回は置いておきます。

 

大事なことは、帰国子女でもない“純正日本人”が英語を話すためにはどうするかということです。

 

かなり前置きが回りくどくなりましたが、英語が話せるようになるためには、

 

1、基本の英文法を“体に沁み込ませる”

2、英単語を覚える

3、慣用句的な英会話フレーズを覚える

4、海外ドラマを見て、どの文脈でどのフレーズ(言葉)を言えば自然なのか実践的に学ぶ

 の4点だけです。(ちょっと多いかな?笑)

 

「1、基本の英文法を“体に沁み込ませる”」のために必要なトレーニングは、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を毎日やることです。

 

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僕は、これを留学期間も含めて2年以上続けています!

効果は絶大です!

 

「2、英単語を覚える」に関しては、絶対に必要です。話すという行為は単語の組み合わせに過ぎないですから、単語を知らないとそもそも話せません。(地道な努力が苦手な人が英語を話せない一番の理由)

 

「3、慣用句的な英会話フレーズを覚える」、実際に留学したので経験則ですが、“日本の英語教材で学ぶ表現と現地(アメリカ)で使う表現は全然違います!”なので、日本の市販の教材は、“リアリティ”に限界があります。“英会話フレーズ”として、“実際に現地で使われている表現”は別枠で覚える必要があります。(どんなに一生懸命TOEICを勉強しても自然にしゃべれるようにならない理由)

 

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【岩月のオリジナル英会話フレーズ集の一部】

 

「4、海外ドラマを見て、どの文脈でどのフレーズ(言葉)を言えば自然なのか実践的に学ぶ」→これは3とほとんど同じですが、補足で入れました。というのも、“フレーズだけ覚える”のは不十分です。「結局どの場面で使えばいいのか?」がイマイチよく分からないからです。

 

なので、海外ドラマを見て、リスニング能力を鍛えつつも、「あ、こういうときに、“You, son of a bitch!(このくそ野郎が!)”っていうのね!」みたいな感じで、“どの場面で使うフレーズなのか”を押さえることが重要です。

 

ちなみに僕は、Huluという動画配信サービス(月額1000円)で毎日24(ジャックバウアーが出てくるやつ)を見てます!笑 めっちゃ勉強になります!(いや、ほんとに!)

 

 

【まとめ】

「留学しているだけでは、英語は話せるようにはならない」

→「英語が話せるようになるには、“それ専用のトレーニング”が必要」

 

〈具体的なトレーニング方法〉

1、基本の英文法を“体に沁み込ませる”

2、英単語を覚える

3、慣用句的な英会話フレーズを覚える

4、海外ドラマを見て、どの文脈でどのフレーズ(言葉)を言えば自然  なのか実践的に学ぶ

 

 

ではでは、これから留学する人も、今現在留学している人も、これから仕事で英語を使うから英語が話せるようになりたい人も、頑張ってください!僕も引き続き頑張ります!